D軍13チーム。ヘドンの大御所、ラッキー13を隊長に持つこの部隊では、入隊希望のルアーに対して厳重な面接審査が執り行われています。
シャッチー「初めまして!スプラッシュクラブ出身のシャッチーです!」
13「何故わしのチームに?」
シャッチー「正直、ほんとはアンカニーチームに入りたかったんですが」
13「正直過ぎるだろお前」
シャッチー「アンカニーさんから、マスター様のことをどう思うかって聞かれて、「優しそうだけど足りなさそう」って言ったら追い出されたんです」
13「思いっ切り地雷踏んだんだな~」
オルトゥイッチ「隊長、この子をD軍入りさせるのはちょっと・・・」
フードラー「そうですよ。口も開いてないし、あのメタボ体型ではダートもできないでしょう」
13「たまには変わった奴が居ても良いんじゃないか?元々ダーターの定義なんて有って無いようなもんだ」
フードラー「それはそうですけど・・・」
13「お前、やる気はあるか?」
シャッチー「はいっ!」
13「よし、採用!」
バンディット「Good morning.I am」
オルトゥイッチ「Oh!Bandit!」
バンディット「OL'Twitch!?」
オルトゥイッチ「Thank God!I met a brotherhood of Burke in Japan!」
バンディット「Pop-Top,Crawfish,and Bassassin came here with me!」
オルトゥイッチ「Really!?」
フードラー「何か勝手に盛り上がってますね・・・」
13「あいつら一緒のメーカーなのか」
13「Bandit,can you work with us as a darter?」
バンディット「Yes,ma'am!」
13「OK,accept!」
※つい先日までアメリカに居た子達がいきなり日本語話せるわけがないので、以降も彼女達は英語で会話していますが、私の語学力が追い付かないため、和訳版を掲載致します。
ベストエバー「えっと・・・ベストエバーって言います」
13「ほ~、良い名前だな!」
オルトゥイッチ「この子かなりレアですよ隊長!」
13「全身の歯形からして、既に経験を積んでいると見えるが」
ベストエバー「はい・・・でも前の旦那様が釣りを辞めちゃって・・・突然売り飛ばされて・・・」
フードラー「我々もいつ同じ目に遭うか・・・心配だよな」
オルトゥイッチ「縁起でもないこと言うんじゃないよ!」
ベストエバー「私のアクション・・・日本の魚に通用するか不安ですが・・・でも最善は尽くしますので・・・」
13「まずは瞬接とラッカーでボディを補強した方が良いな。今のままでは、塗装が台無しになってしまうぞ」
ベストエバー「あ・・・分かりました」
13「よし、採用!」
13「また凄いのが来たな・・・」
フードラー「今回レッドヘッドばっかじゃないですか。何考えてんですかねマスターは」
13「何も考えてないに決まってるだろう」
ブライトアイズ「知名度の低いメーカーで恐縮ではありますが、P&Kより輩出されました」
オルトゥイッチ「顔に見合わず真面目な性格っぽいです」
13「アイに付いてるワイヤーなんだが、少々細くて心配だな。今まで魚を揚げたことは?」
ブライトアイズ「お恥ずかしながら、1度もありません。前の持ち主が過保護な方だったもので」
13「そうかそうか・・・では、万が一ワイヤーが折れてしまった時、魚の口から早くフックが外れるよう、バーブは潰してもらいたい。それでも良いか?」
ブライトアイズ「お安いご用です」
13「よし、採用!」
こうして、D軍13チームに新たな4名のメンバーが加わりました。13は「仲間が増えるのは良いことだ!」と喜んでおりましたが、仲間が減る一方な筆者の私にとっては、何だか皮肉のように聞こえてしまうのでした。
おまけ
スラ「あの・・・「冷凍」って書いた箱が届いたんだけどさ・・・」
T19「何でそんな嫌そうなんだよ」
スラ「嫌な予感しかしないよ・・・噛み砕かれる鶏の生首・・・想い出しただけで・・・」
T19「いや大丈夫!前回に比べたら今日のはソフトだから!」
スラ「嘘だろ・・・」
T19「東南アジアに生息する世界最大級のヤモリ、『トッケイ・ゲッコー』です!」
スラ「何がソフトだ畜生!」
このトッケイ、タイではポピュラーな食材だそうです。
我が家にやって来たのは、30センチ程の肉付きの良い個体。
やはり素材の味を楽しみたいので、バターと塩で軽く味付けしてから、フライパンで炒めてみました!
皮は剥いだ方が良いとのことでしたが、面倒なのでそのまま焼きました。
トッケイの塩焼き完成!
まずはふっくらした太股をパクり・・・
・・・美味っ!?
肉自体は引き締まった鶏肉のよう!
鱗の付いた皮は、まるで焼鮭の皮みたいに、噛むほどに旨味が!
T19「ちょっと骨が太くて食いにくいけど、これはヤバい!ワニを超えたな!完全に鶏肉レベル!」
スラ「鶏肉を食えよじゃあ!」